2001 Britith F3 Championship Round.7『キャッスルコーム』

【第1レース:予選PP・決勝2位】
シーズン2回目のポールポジション
1周1分を切るサーキットで、2位のチームメイトデビットソンに0.25秒の大差をつけてのPP。
1〜8位まで無限ホンダ・エンジン勢で、パワーが必要なサーキットでは大きな武器となっていた事もうなずける。
相変わらずのロケットスタートで逃げるも、突然のエンジン不調で回転が鈍り最終コーナーでデビットソンに抜かれた。(本人曰く500回転位回っていなかったようだ)
琢磨はTOPよりも1秒遅い周回で後ろはランキング2位のデレック・ヘイズ、上手く押さえ込んでの周回。
そのヘイズを抜いてジェームス・コートニーが3位に浮上。琢磨としてはアグレッシブに攻めて来るコートニーのほうが怖い相手だ。
畑の中にあるサーキットの為、コースアウトして畑に突っ込んでる姿が面白い。
このままデビットソンがシーズン2勝目。琢磨もレース後半エンジンが回復してペースが上がり、2秒差まで詰め寄った。

【第2レース:予選4位・決勝2位】
予選はシケインのコーンにフロントウイングをあててしまって4位に沈むが、毎度お馴染みロケットスタートで3位に上がる。が、直後のデビットソンのペースが遅く後ろからジェントルタッチ(笑
ペースの悪い2位のジェイミー・スペンスに前を塞がれ、PPのデビットソンとの差を広げられてしまう。
そんなときに丁度セーフティーカーが入り前との差が詰まり、アウト後2周目で琢磨は前に出られた。
しかしデビットソンには届かず2戦続けての2位フィニッシュ。
それでもドライバーズランキングでは2位のヘイズに62ポイントもの大差をつける結果に。