徐々に戦闘力アップ

今年のF1 ホンダRA107→【キンダーガーデン

【ホンダが「好調」と公言するワケ】
 ホンダはこのテストで、それほどいいタイムを出したわけでもないのに、「マシン開発はうまくいっている」。バトンもバリチェロも、テスト走行でさほどマイレージを稼いでいないのに、「既に昨年以上のバランスのいいマシンになっている」と明言している。ホンダはまだまだ本格的な実走テストに入っておらず、新しいリヤサスペンションもバーレーン・テストから投入されるようなのだが……。
 それにも係わらず「いい」というのは、風洞でフロントのダウンフォースを徹底的に高めることに成功、それが実走テストでも十分機能していることが確認できたからにほかならない。さらに、ルノーにしてやられっぱなしだったトラクションコントロールのセッテイングが「もう、スタートで負けない」というほど抜群にうまくいっているらしいし、各コーナーでのトラクションコントロールも「抜群にいい」ようだ。こうしたことから、チームもドライバーも2007年マシンに大きな飛躍を感じ取っているのだろう。

シェイクダウンから今回のテストまで、なんとな〜く三味線引いてるような感じがしていたが、これが本当なら…元々新リヤサスは次のバルセロナ、フロントは2回目のバーレーンテストで投入されるとか言ってたしね。
この大事な時期にマルコ・アンドレッティなんて走らせてるのも余裕の現れ?
ともかく、ファンとしてはようやくホンダらしい冒険したマシンをつくってきたので、どんな結果になろうとも例年以上に期待してる。